英検3級英文法|助動詞の基本と動詞の原形ルールを解説
mustやshouldなど、英検3級で増える助動詞問題。「主語が三人称単数だからsをつける」という思い込みが最大の罠です。助動詞が持つ「動詞を原形にリセットする力」を利用して、紛らわしい選択肢を一瞬で仕留める方法を伝授します。
mustやshouldなど、英検3級で増える助動詞問題。「主語が三人称単数だからsをつける」という思い込みが最大の罠です。助動詞が持つ「動詞を原形にリセットする力」を利用して、紛らわしい選択肢を一瞬で仕留める方法を伝授します。
英検3級から、覚えるべき 助動詞 の種類がぐっと増えます。 「mustは『〜しなければならない』」「shouldは『〜すべきだ』」……。もちろん、意味を暗記することは英語学習の土台です。しかし、テストの4択問題において、プロは意味を考える前に 「ある一箇所」 だけを見て、秒速で正解を射抜いています。
実は、助動詞の問題は「意味を考えるまでもなく、形だけで正解が一つに決まる」パターンが非常に多いのです。今回は、主語が誰であろうと、過去の話であろうと、すべての動詞を元の姿に戻してしまう 助動詞の「リセット能力」 を使った切断術を伝授します。
助動詞の問題で最も多くの受験生が失点する原因。それは、真面目に 「主語」 を見てしまうことです。
中学1・2年生の時に叩き込まれた「主語が三人称単数(HeやShe、My brotherなど)なら、動詞にsをつける」というルール。これは英語の基本ですが、助動詞が現れた瞬間、このルールは 「一時停止」 されます。
助動詞(must, should, can, may, will, shallなど)には、後ろに続く動詞を 「原形(元の形)」に強制する という、王様のような強力な権限があります。 主語が誰であっても、助動詞の後ろでは動詞は一切の飾りを許されません。いわば、動詞を「裸の状態(素の状態)」に戻してしまうリセットボタンなのです。
助動詞の直後にくる動詞に、sやed、ingといった「余計なもの」がついている選択肢は、英語のルールとして100%存在できません。これらを見つけたら、文の意味を確認する前にバツをつけて視界から消去してください。
これらは、どれだけ日本語の訳がスムーズに聞こえても、英語の構造としては 「重罪」 です。迷わず切り捨てましょう。
では、実際のテスト形式で、試験作成者が仕掛けてくる巧妙な罠を「切断」してみましょう。
My brother must ( ) his homework before dinner.
① do ② does ③ doing ④ did
プロの視線は、主語よりも先に 「空所の直前」 を捉えます。
空所のすぐ前に "must" があります。 この瞬間に、あなたの脳内は 「原形以外はすべてバツ」モード に切り替わります。
結果、正解は ① です。 「主語を見て動詞を決める」という中1レベルの常識を、あえて助動詞で上書きしてくる。試験作成者の狙いはそこにあります。助動詞を見たら、主語を無視して 「裸の動詞」 を選ぶ。これだけで、正解率は飛躍的に高まります。
must not(〜してはいけない)や should not(〜すべきではない)になっても、このルールは1ミリも揺らぎません。 not の後ろも、やはり 「動詞の原形」 の聖域です。
He should not goes out. (goesのsがエラー)He should not go out. (原形なので正解)否定の not が入ることで視覚的に惑わされがちですが、大元の原因である助動詞(shouldなど)が消えていない限り、動詞は原形であり続けなければなりません。
今回のトレーニングを通じて、脳に定着させてほしい本質は以下の3つです。
may went のような形にはなりません。助動詞の直後は常に「辞書に載っている形」であることを徹底しましょう。英検3級の文法問題において、助動詞はあなたの味方です。 なぜなら、助動詞が現れた瞬間、複雑な動詞の変化(sをつける、edに変えるなど)を考える必要がなくなるからです。
「意味」で選ぶ前に、まずは「形」で選択肢を掃除する。 must や should を見つけたら、反射的に 「後ろは原形以外あり得ない」 と自分に言い聞かせてください。 このステップを踏むだけで、あなたの文法問題の解答スピードは2倍になり、正確性は100%に近づきます。
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