英検3級英文法|There is と There are の使い分けをわかりやすく解説
There is...の構文でisかareかを迷うのは、主語が前にないからです。英語のルールを逆手に取り、カッコの「後ろ」に隠れている主語を素早く捕捉。単数・複数の不一致を秒速で弾くトレーニング。
There is...の構文でisかareかを迷うのは、主語が前にないからです。英語のルールを逆手に取り、カッコの「後ろ」に隠れている主語を素早く捕捉。単数・複数の不一致を秒速で弾くトレーニング。
英語を習い始めてからずっと、私たちは「主語が一番最初に来る」と教わってきました。 しかし、その常識を真っ向から壊してくるのが There is / are(〜がある・いる) の構文です。
「There が主語だと思って is を選んだら、正解は are だった……」 そんな経験はありませんか? 実は、この構文において There はただの「これから新しい情報を言うよ!」という合図(飾り)に過ぎません。
動詞の形を決める「本当の主語」は、動詞の 「後ろ」 に隠れています。今回は、視線を右側に飛ばして0.1秒で正解を確定させる 「後方主語スキャン術」 を伝授します。
「そこ(There)にあります」と訳してしまうと、There が場所や主語のように見えてしまいます。 しかし、文法的な役割で見ると、本当の主語は動詞の後に置かれる 「名詞」 です。
「主語を見てから動詞を決める」というルール自体は変わりませんが、その主語が 「動詞の右側にスタンバイしている」 というのがこの構文の最大の特徴です。
There構文の問題を解くとき、カッコ(is/are)を埋める前に、その右側にある名詞に注目してください。
are または were が正解。 is や was は単数用なので、複数形とは結婚できません。 即切り です。
is または was が正解。 are や were を選ぶと、「たった1つ」を説明するのに「複数」の接着剤を使うことになり、文法が崩壊します。 即切り です。
では、実際のテスト形式で、この「後出し主語」の見極めがいかに速いかを確認してみましょう。
There ( ) many books on the desk.
① is ② are ③ does ④ was
プロの視線は、文頭の There ではなく、その先にいる名詞を捉えます。
カッコのすぐ後ろに "many books" があります。 books にしっかり 「s」 がついていますね。つまり、主語は 「複数」 です。
結果、正解は ② です。 「机の上にたくさんの本が……」と訳し始める前に、 「右側に s があるから are 一択」 と判断する。この逆転の発想が、ケアレスミスを防ぐ最強の防御になります。
3級レベルで時々出題されるのが、 water(水)や money(お金)、 information(情報)などの 「数えられない名詞」 です。
There ( is / are ) some water in the bottle.これらの名詞には、たとえ some(いくらかの)がついていても、末尾に「s」をつけることができません。英語では 「s がついていない=単数扱い」 というのが基本ルール。
「s が見えなければ is、s が見えたら are」。このシンプルな視覚チェックだけで、難問もサービス問題に変わります。
今回のトレーニングを通じて、脳に定着させてほしい本質は以下の3つです。
There構文の問題は、あなたが英語を「前から順番に」読もうとする習慣を逆手に取ったひっかけです。
文頭に There を見つけた瞬間に、意識を 「後出しジャンケン」 モードに切り替えてください。 右側に「s」が見えた瞬間に is を選択肢から弾く。 右側に「a」が見えた瞬間に are をゴミ箱に捨てる。
この「右側スキャン」のリズムを身につければ、もう There is / are で迷うことはありません。
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