英検3級英文法|he・his・him の使い分けをわかりやすく解説
代名詞の格(主格・所有格・目的格)の使い分けを、意味ではなく「構造」で攻略。空所の後ろに名詞があるかどうかを確認するだけで、迷わず一瞬で選択肢を絞り込む切断テクニックを解説。
代名詞の格(主格・所有格・目的格)の使い分けを、意味ではなく「構造」で攻略。空所の後ろに名詞があるかどうかを確認するだけで、迷わず一瞬で選択肢を絞り込む切断テクニックを解説。
英語を習い始めて最初に出会う難敵、それが「I - my - me - mine(アイ・マイ・ミー・マイン)」の格変化表です。 必死に表を丸暗記して、完璧に覚えたつもりでも、いざ試験の4択問題で he / his / him / himself と並べられると、「えーと、『彼』の話だから……どれでも良さそうに見える……」と迷ってしまう人が続出します。
しかし、断言します。代名詞の問題は「誰が、誰の、誰を……」と日本語の意味を考える必要はありません。 注目すべきは、カッコの中ではなく 「カッコのすぐ右隣」 です。隣に何が座っているかを見るだけで、正解の形はパズルのようにカチッと一つに決まります。
代名詞が形を変えるのは、自分が目立ちたいからではありません。「後ろに続く言葉とどう繋がるか」 というルールを守るためです。
特に、英検3級・4級で最も狙われるのが 「所有格(〜の)」 です。 所有格(my, your, his, her, our, their)は、単独では生きられません。後ろに必ず 「相棒(名詞)」 を必要とする、寂しがり屋なパーツだと考えてください。
代名詞の問題を見たら、まずはカッコのすぐ後ろ(右側)を0.1秒スキャンしてください。 そこに 「名詞(book, house, father など)」 が置いてありますか?
名詞があるなら、そこは「〜の」という言葉しか座れない指定席です。
カッコの後ろが「動詞」だったり、あるいは「ピリオド(.)」で終わっているなら、そこには「〜の」は座れません。
では、実際のテスト形式で、この「右隣スキャン」がいかに強力かを確認してみましょう。
This is ( ) house.
① he ② his ③ him ④ himself
プロの視線は、カッコの中を見る前に、右側を捉えます。
カッコのすぐ後ろに "house"(家) という名詞を発見しました。 「名詞があるなら、所有格(〜の)しか座れない!」と脳内モードを切り替えます。
結果、正解は ② です。 「彼は、彼の、彼を……」と表を思い出す前に、「後ろに名詞があるから his 一択」 と判断する。これがミスをゼロにする解き方です。
3級レベルで最も厄介なのが his と her です。なぜなら、彼らは一つの形で複数の役割を持っているからです。
「形が同じなら、どうやって見分ければいいの?」と不安になりますよね。 ここで、先ほどの「右隣スキャン」が再び光ります。
( his ) + 名詞 なら → 「彼の〜」( his ) + ピリオド(.) なら → 「彼のもの」( her ) + 名詞 なら → 「彼女の〜」動詞 + ( her ) なら → 「彼女を〜」結局のところ、代名詞は 「周りに誰がいるか」 でその役割が決まります。 自分一人で悩まず、周囲の状況から正解を逆算する。これが代名詞攻略の極意です。
今回のトレーニングで、脳に定着させてほしい本質は以下の3つです。
my / your / his / her / our / their は、後ろに名詞がいないと存在できません。I / you / he / she / we / they は、後ろに動詞を従えるためのリーダーです。代名詞の問題は、自分(カッコ内)で決めるのではなく、隣の人(右側の単語)に合わせて自分を変化させるのがルール です。
右側に名詞を見つけたら、反射的に「所有格(マイ、ヒズ、ハァ)」のボタンを押す。 右側に動詞を見つけたら、反射的に「主格(アイ、ヒー、シー)」のボタンを押す。 この「反射神経」さえ鍛えておけば、もはや表を必死に思い出す必要はありません。
意味で迷う前に、構造で切る。 このリズムを身につけて、代名詞を「1秒で解けるサービス問題」に変えていきましょう。
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