英検3級英文法|比較の基本と as・than の使い分けをわかりやすく解説
比較の問題は「意味」ではなく「セット」で解く。thanがあれば比較級、asがあれば原級。カッコの前後の「相棒」をチェックするだけで、英検3級の比較問題を10秒で解く極意を公開。
比較の問題は「意味」ではなく「セット」で解く。thanがあれば比較級、asがあれば原級。カッコの前後の「相棒」をチェックするだけで、英検3級の比較問題を10秒で解く極意を公開。
英検3級・4級の文法問題で、完了形と並んで必ずと言っていいほど出題されるのが 比較 です。 「もっと〜」「一番〜」「同じくらい〜」……。日本語の意味で考えれば簡単そうに見えますが、テスト本番では er なのか more なのか、はたまた the が必要なのか、選択肢を並べられると急に自信がなくなってしまうものです。
しかし、比較の問題には、数学の公式と同じくらい厳格な 「セット(相棒)」のルール があります。 カッコの前後にある「特定の単語」を見つけた瞬間、正解は磁石のように引き寄せられ、それ以外の選択肢は「形が合わないゴミ」として浮き彫りになります。今回は、意味を考える前に10秒で正答に辿り着く 「相棒チェック術」 を伝授します。
比較を苦手にする人の多くは、 er 単体や than 単体で覚えようとします。しかし、英語の比較は 「2つの単語がペアになって初めて機能する」 という性質を持っています。
片方の相棒が文の中にすでに印刷されているなら、もう片方の相棒の形は自動的に決まります。これを無視して「意味が通りそうだから」という理由で別の形を選ぶのは、右足の靴を左足に無理やり履かせるようなものです。
比較の問題を解くとき、あなたが探すべき「相棒」は以下の3セットだけです。これらが崩れているものは、英語として成立しない 「エラー品」 です。
as と as で挟まれたら、中身は 「元の形(原形)」 でなければなりません。than(〜よりも)が見えたら、相棒は必ず 「比較級(er または more)」 です。the があれば後ろは 「最上級」。逆に、最上級があるなら前に the が必要です。では、実際のテスト形式で、この「相棒チェック」がいかに速いかを確認してみましょう。
This flower is ( ) than that one.
① beautiful ② more beautiful ③ most beautiful ④ as beautiful
ここで「この花はあの花より……」と訳すのは後回しです。プロの視線はこう動きます。
カッコの後ろ(右側)を0.1秒見てください。そこに "than" があります。 この瞬間に、あなたの脳内は 「比較級(er または more)探しモード」 に切り替わります。それ以外はすべて「切断」の対象です。
than という磁石とは引き合いません。the が必要なうえ、 than とはセットになりません。as がセットで必要です。 than とは喧嘩(けんか)します。than との相性が完璧です。結果、正解は ② です。 どうですか? than を見つけた瞬間に、他の3つを「形が合わない」という物理的な理由でゴミ箱に捨てられる。これが100%の正解率を叩き出すプロの思考です。
もう一つの頻出パターン、 as ... as にも触れておきましょう。ここには強力な「ひっかけ」が仕込まれます。
Question: Ken can run as ( ) as his brother. ① fast ② faster ③ fastest ④ more fast
カッコが as と as で挟まれているのを見た瞬間、中身は 「1ミリもいじっていない元の形」 でなければならないというルールを思い出してください。
er をつけて「より速く」と言いたくなりますが、 as の間ではその「飾り」は禁止です。即切り。est も同様に禁止。即切り。「as と as の間は、何もついていないスッピンの形しか入れない」。この潔癖なルールを守るだけで、ひっかけ問題はボーナス問題に変わります。
今回のトレーニングで、脳に定着させてほしい本質は以下の3つです。
than があれば比較級、 as があれば原級。この「磁石の関係」が英語の構造を作っています。the が必要になります。 the がない最上級は、片輪のない自転車のようなものです。as ... as の中身に比較級や最上級を混ぜるのは、英語のルール違反。そのままの形(原形)を信じましょう。比較の問題は、単独では成立しません。 必ず文の中に、正解を導くための「ヒント(磁石)」が印刷されています。
than があれば比較級、 as があれば原級、 the があれば最上級。 この「相棒」を真っ先に探し、相棒がいない選択肢を冷徹に切り捨てる。 この「守備のテクニック」さえあれば、意味が難しい形容詞が出てきても、形だけで正解を射抜くことができます。
意味を考えるのは、相棒が正しく揃っていることを確認した後。この順番を徹底して、比較をあなたの「得意分野」に変えていきましょう。
【今すぐトレーニング!】 文中の「磁石」を見つける準備はできましたか? クイズサイトでは、 than や as を見抜いて、1秒で正しい比較の形を選び抜く特訓を用意しています。 👉 [英検3級:比較「相棒チェック」クイズに挑戦する]