英検3級英文法|分詞の形容詞用法と ing・ed の違いを解説
英検3級の難所、分詞のingとedの使い分け。説明される名詞から「矢印」を引くだけで、どちらの形が正しいか一瞬で判断できる切断法を伝授。意味で迷わず構造で解く技術を公開。
英検3級の難所、分詞のingとedの使い分け。説明される名詞から「矢印」を引くだけで、どちらの形が正しいか一瞬で判断できる切断法を伝授。意味で迷わず構造で解く技術を公開。
英検3級の穴埋め問題で、受験生が最も「どっちも正解に見える!」と頭を抱えるのが 分詞(現在分詞 -ing / 過去分詞 -ed) の単元です。
「『眠っている赤ちゃん』は sleeping だよね? じゃあ『壊れた窓』は breaking? それとも broken?」 このように、一つひとつの単語を丸暗記しようとすると、新しい単語が出るたびに迷うことになります。
しかし、分詞の本質は 「名詞と動詞のペアリング」 です。説明されている名詞を見つけ、そこから矢印を引っ張るだけで、ing と ed のどちらを選ぶべきかは自動的に決まります。今回は、意味に頼らず「構造」で2択を断つ技術を解説します。
分詞とは、ひとことで言えば 「動詞を形容詞に変身させたもの」 です。 beautiful(美しい)が名詞を説明するのと同じように、動詞も形を変えることで名詞を説明できるようになります。
ただし、動詞が変身するときには2つのパターンがあります。これが今回の主役です。
分詞の問題を解くとき、最も大切なステップは 「誰(何)を説明しているのか?」 を特定することです。その名詞を見つけたら、心の中でこう問いかけてください。
「その名詞は、そのアクションを『自分でする』のか? それとも『される』のか?」
このように、名詞と動詞の相性を考えるだけで、不自然な選択肢は一瞬でゴミ箱行きになります。
では、実際のテスト形式で、「矢印」がいかに強力かを確認してみましょう。
This is a book ( ) by a famous writer.
① write ② writing ③ written ④ writes
プロの視線は、カッコの「外」にある名詞を捉えます。
カッコの直前にあるのは "a book"(本) です。 この book が、カッコの中の動詞 write(書く)とどんな関係にあるかを考えます。
is があるので、接着剤なしで write が並ぶことはできません。即切り。結果、正解は ③ です。 「有名な作家によって書かれた本」と全訳する前に、「本は書かれるものだから ed 一択」 と判断する。この潔さがスピードを生みます。
受動態のときと同様に、カッコの後ろに "by 〜"(〜によって)や "made in 〜"(〜で作られた)などの言葉が続いている場合は、高確率で 過去分詞(-ed) が正解になります。
the car ( made ) in Japanthe song ( sung ) by himこれらは「される側」であることを示す強力な証拠品(エビデンス)です。これを見つけたら、迷わず -ing ではなく過去分詞を探しましょう。
今回のトレーニングを通じて、脳に定着させてほしい本質は以下の3つです。
is や has が文の中にあるのに、そのままの動詞(write や play)が選択肢にあれば、それは最も初歩的な「ひっかけ」です。分詞の問題で迷うのは、あなたが単語の意味だけを追っているからです。 英検3級の文法は、言葉の「並び」と「関係」で決まるパズルです。
説明される名詞が「動作の主役」なのか「される側」なのか。 この 「矢印の向き」 を意識するだけで、紛らわしい -ing と -ed の選択肢は、一瞬で「あり得ない形」と「正しい形」に分かれます。
さあ、次は実際に名詞から矢印を引っ張って、不自然な分詞を次々と切り捨てる快感を体験してください。
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