英検3級英文法|接続詞と前置詞の違いをわかりやすく解説
becauseとbecause ofの違いを「意味」で覚えてはいけません。後ろにくるのが「文」か「名詞」か。この違いだけで英検3級の空所補充を攻略する、接着剤の仕分け術を徹底解説。
becauseとbecause ofの違いを「意味」で覚えてはいけません。後ろにくるのが「文」か「名詞」か。この違いだけで英検3級の空所補充を攻略する、接着剤の仕分け術を徹底解説。
英検3級・4級の空所補充問題で、中盤から後半にかけて待ち構えているのが 「意味はそっくりなのに、使い方が違う単語」 のひっかけです。
「『雨だったので』は because it rained だよね。じゃあ because of it rained はダメなの?」 「『夏休みの間』は when the summer vacation? それとも during?」
このように、日本語の訳(〜なので、〜の間)に頼りすぎると、英語特有の「形」のルールを見落としてしまいます。 英語の接着剤には、 「文をくっつける専用」 と 「名詞だけをくっつける専用」 の2種類があり、これらは決して混ぜて使うことができません。今回は、カッコの右側を0.1秒スキャンするだけで正解を絞り込む 「パーツ仕分け術」 を伝授します。
英語の接着剤を攻略するコツは、意味を考える前に、後ろに続くパーツの「重さ」を確認することです。
「〜なので」という同じ意味でも、後ろが「文」なら Because 、後ろが「名詞(名詞句)」なら Because of 。この使い分けが、英語の構造理解のバロメーターになります。
この問題を解くための最強の武器は、 「動詞(V)を探すレーダー」 です。 カッコの右側を読み進めていき、そこに is / was / play / rained などの動詞が見つかるかどうか。これだけで、選択肢の半分はゴミ箱行きになります。
これらを仕分けるだけで、迷いは一瞬で消え去ります。
では、実際のテスト形式で、この仕分け術を試してみましょう。
We stayed home ( ) it was raining.
① because ② because of ③ during ④ during that
プロの視線は、カッコの「右側」をスキャンします。
カッコの右側に "it was raining" があります。 it(主語)があり、 was(動詞)があります。つまり、これは 「文」 です。
of がついた瞬間に前置詞扱いです。後ろに it was... という文を置くことはできません。即切り。the rain(雨)のような名詞しか来られません。即切り。during に that をつけて文を繋ぐという形は英語に存在しません。即切り。結果、正解は ① です。 「雨だったので」という訳で悩む前に、 「動詞があるから接続詞一択」 と判断する。この潔さが、英検3級の後半戦で差をつけます。
少しだけ、注意が必要な単語があります。それが after と before です。 これらは、後ろに「文」を置くこともできるし、「名詞」を置くこともできる 「二刀流の接着剤」 です。
after I ate lunch (接続詞として使用)after lunch (前置詞として使用)これらが選択肢に出たときは、後ろの形を気にする必要はありません。純粋に「意味(前か後か)」を考えればOKです。逆に言えば、だからこそ because と because of のような「形の違い」を突いてくる問題が狙われる のです。
今回のトレーニングを通じて、脳に定着させてほしい本質は以下の3つです。
of や during の後ろに、勝手に主語と動詞を並べてはいけません。第10回、お疲れ様でした。 「意味」で迷う前に、「形」で切る。 「正しいもの」を探す前に、「あり得ない形」をゴミ箱に捨てる。
この 「守備から入る解き方」 こそが、試験本番で緊張しても、時間がなくても、確実に得点を積み上げるための最強の戦略です。 英語の接着剤は、後ろに続く言葉の「長さ」と「重さ」によって使い分けるもの。この感覚をマスターすれば、複雑な長文の中でも迷子になることはありません。
さあ、次はさらに難易度の上がる 「関係代名詞の目的格」 や 「It... for... to... 構文」 など、さらなる強敵たちを切り刻んでいきましょう!
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