英検3級英文法|命令文の基本と動詞の原形の見分け方
文のスタートがいきなりカッコ。主語が見当たらない。そんな問題はサービス問題です。動詞の原形以外は英語の構造上あり得ないことを理解し、ひっかけのingや過去形を迷わず切り捨てる極意を伝授。
文のスタートがいきなりカッコ。主語が見当たらない。そんな問題はサービス問題です。動詞の原形以外は英語の構造上あり得ないことを理解し、ひっかけのingや過去形を迷わず切り捨てる極意を伝授。
テスト用紙を開いた瞬間、1問目の最初がいきなりカッコ ( ) で始まっていたら……。 それは、試験作成者からの「ボーナス問題」です。
「えっ、主語の I とか You がないけど、何を基準に選べばいいの?」と一瞬パニックになる人もいるかもしれません。しかし、英語において 「主語が見当たらないのに、いきなり動詞で始まる文」 は、100% 命令文(〜しなさい) です。
命令文には、主語の変化に合わせる必要がないという最強のメリットがあります。今回は、難しい意味を考える前に「形」だけで正解を射抜く、**「文頭・原形スキャン術」**を伝授します。
英語の文には、通常 I , You , Ken といった 主語(誰が) が必要です。主語がいるからこそ、動詞に s をつけたり、過去形にしたりといった「変化」が生まれます。
しかし、命令文には主語がありません(正確には、目の前の You が省略されています)。 「変化」させる基準となる主語がいない以上、動詞は 「辞書に載っているそのままの姿(原形)」 で登場するしかありません。
Don't の後ろも、やはり動詞は「裸の状態(原形)」に戻ります。文の最初がカッコで、周りに主語が見当たらない場合、選択肢にある「飾りのついた動詞」はすべて英語のルール違反です。これらを見つけたら、1秒も悩まずにゴミ箱へ捨ててください。
これらを切断するだけで、残る選択肢は 「何もついていない原形」 だけになります。
では、実際のテスト形式で、この「原形一択」がいかに強力かを確認してみましょう。
Question: ( )
your textbook, please.
① Open ② Opens ③ Opening ④ Opened
プロの視線は、カッコの中身よりも先に「主語の有無」を確認します。
文の最初がカッコです。周りを見渡しても I , You , He といった主語がいません。 最後に please がついていますが、これは単なる丁寧な飾りです。 「主語がいない。よし、これは命令文だ!」と確定させます。
結果、正解は ① です。 「教科書を開いてください」と全訳する前に、 「主語がいないなら原形以外あり得ない」 と判断する。これがミスをゼロにする解き方です。
否定の命令文(〜するな)や、Be動詞を使った命令文(〜であれ)も、原理は全く同じです。
Don't opening the window. (ingは不要)Don't **open** the window. (Don't の後ろは常に原形)Be動詞(am, is, are)の命令文も、その「原形」である Be を使います。
Is quiet, please. (Is は原形ではありません)**Be** quiet, please. (静かにしなさい)「文頭がカッコ」または「Don't の後ろがカッコ」。このパターンを見つけたら、反射的に 「一番短い、飾りのない形」 を選ぶ。これが英検3級・4級の命令文問題を秒殺する極意です。
今回のトレーニングを通じて、脳に定着させてほしい本質は以下の3つです。
Don't の後ろも動詞のパワーはリセットされ、原形に戻ります。命令文の問題は、あなたが「主語を探そう」とする真面目さを逆手に取ったものです。
文の最初に主語がいない。 その違和感に気づいた瞬間に、あなたの勝利は確定しています。 「主語がいないなら、原形を入れる」。 このシンプルなルールさえ知っていれば、たとえ見たこともない難しい動詞が並んでいたとしても、形だけで正解を射抜くことができます。
意味で迷う前に、構造で切る。 文頭のカッコを「ラッキー問題」に変えて、確実に1点を積み上げましょう!
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